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Genji絵巻
源氏の住処、二条院の前。
頼りになる部下、惟光と、恋人・紫。
恋人といっても、源氏はまだ一度も手を出していない。
「おや、門に傷が…鬼でも出たかな?」
朝顔邸。今回の事件の被害者、朝顔の邸宅。
下女がいろいろと情報をくれる。
「朝顔様の側に落ちていたのですが」
そういって差し出したものは、唐風の耳飾りだった。
左大臣邸。
源氏の正妻・葵は、左大臣の娘だ。
源氏が浮気性なせいか、いつも機嫌が悪い。
おや、ここに転がっているこれはなんだ?
六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)の邸宅。
六条は源氏の昔からの愛人。
疲れているのか、彼女はやけに素っ気ない。
源氏の愛人、夕顔の家。
彼女は庶民なのだが、源氏は彼女のことを気に入って愛人にしている。
だが彼女も、源氏に対してどことなくよそよそしい。
頭中将(とうのちゅうじょう)の邸宅。
頭中将は左大臣の息子で、源氏の友人で、よきライバル。
朝顔の事件は公式には彼が捜査責任者である。
頭中将が出かけてしまって、あとには門番の家来がひとり残っている。
どこかひねた、卑しい感じの男だ。
再び夕顔の家に来た。
男女のささやきあうような声が聞こえる。まさか…
北山の金剛寺。
ある程度調査が進むと来られるようになる。
阿舎梨は口が固く、今はまだ何も教えてはくれない。
左大臣邸へ行くと…
妖怪と対峙した。
まさか、都の真ん中でこのような妖怪が出ようとは。
葵はすでに息絶えていた。
犯されたうえ心臓をえぐられている。まるで朝顔のように。
「これで葵の疑いは晴れるかも知れん。だが、それが何になるのだ!」
今度は六条が行方不明になってしまった。
おや、ここに落ちているこれは…まさか…
六条を探して、一路出雲へ。
六条の遠縁だという、蛭鬼家という屋敷を目指して。
蛭のような妖怪に襲われた!
蛭鬼家にたどり着いた。
ここで明かされる数々の事柄で、事件は核心に迫っていく。
だがまだ、大切な何かがわかっていない気がするぞ。
今度は夕顔が殺されたという。
源氏は容疑者であるため、現場に入れない。
夕顔の残酷な死体がある。
これまでの被害者と違うように感じるのだが…
おや、傷口で光っているこれはなんだ?
再び北山金剛寺。
今度こそ、全てを教えてもらおうか。
たたり森。
この先で「ひかりもの」があったということだが…
なんと、乞食坊主が蛭鬼に襲われている。助けるべきか?
ここはどこだ?
奥の扉から水の音がする。
中では一人の女が湯を浴びていた。
「源氏! どうやってここへ…」
彼女は実は、○○だったのだ!
彼女の口から、今回の事件の真相が語られていく。
彼女の判断で、たどり着いたのは…
世界三大美人のひとり、楊貴妃。
やることをやったら、再び平安京へ。
なんと今度は、紫がいなくなった。まさか…
北山で六条を見たものがいるという。
その話を聞いて、北山へたどり着いた。
たたり森の奥へ踏み込むが、蛭鬼の群れに襲われた!
森の奥。
一連の事件のカギを握る二人がいる。
そして、行方不明となっていた紫も。
ここから先は、自らの手で確認してほしい
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